ピカピカレインを施工する前に行う「下地処理」の全行程解説

ピカピカレインのコーティングを施工する前には必ず「下地処理」をするようにしましょう。

下地処理は、コーティング専門店やディーラーのコーティングでは必ずおこなている作業で、この下地処理によってコーティングの仕上がりが左右すると言っても過言ではないくらい重要な作業です。

ピカピカレインでDIYする場合も例外ではありません。ピカピカレインのメーカーも下地処理剤をしっかと用意しているので、コーティング剤と同じメーカーの下地処理剤を使えば安心です。

下地処理の役割とは?

下地処理は主に、

車のボディの表面を磨いて均一化して、コーティング剤の定着を良くする

という役割があります。

車のボディには走行中に付着した鉄粉や油汚れ、何気なくついてしまった線傷があります。これらをできるだけ落とすことで、コーティングの定着を良くします。この下地処理を業界の用語で「磨き」と言います。

「磨き」でボディはピカピカになる!?

実は、この磨きの作業でボディはある程度ピカピカになります。職人レベルでは「え、コーティングしたんじゃないの??」と思ってしまうくらいピカピカになり、素人レベルの下地処理でも「お、きれいになったじゃん!」というくらいの違いがわかります。

ただし、下地処理だけではツヤ、輝き、ボディの撥水性、親水性などのコーティングならではの特徴を出すことはできません。

下地処理をしないとどうなるの?

では、下地処理をしないままガラスコーティングを施工するとどうなるのかというと、

  1. ガラス皮膜の定着が悪くなる
  2. ツヤ、撥水性などのコーティングの効果をうまく引き出せない
  3. 一度硬化すると剥がれにくいため、ガラス皮膜の下の汚れが取れなくなる

などの悪影響が生じてしまいます。

特にピカピカレインは硬化型のガラスコーティングなので、一度施工すると、なかなか簡単に剥がせません。コーティングの効果を引き出して車をピカピカにするのであれば、自分ができる限りの下地処理を行うようにしましょう。

素人ができる下地処理の範囲は?

ガラスコーティングは専門店からDIY商品まで、種類が様々なのでどれを選べば良いかわからないし、なぜ、こんなに値段に違いがあるかわからないと思います。

ピカピカレインで1万円でガラスコーティングができるのに、20万円以上するコーティング専門店はぼったくりなの?と思うかもしれません。

その値段の一番の違いは「コーティングの施工技術の差」にあります。施工技術の差は、もちろん下地処理(磨き)の技術の差も含まれます。

つまり、素人と職人では圧倒的に磨きのレベルが違うので、素人ができる範囲の下地処理があります。

この後動画付きで解説しますが、素人ができる範囲は、

  1. 市販で販売されているコンパウンド(磨き剤)で磨く

この程度だと思ってください。

ただし、市販されてるコンパウンドでの磨き作業でもピカピカレインのコーティングには十分の下地下地処理が可能ですので安心してください。

下地処理の手順とやり方を解説!

下地処理のステップをざっくり解説すると、

  1. カーシャンプー(洗車)
  2. イオンデポジット除去
  3. 鉄粉除去
  4. 磨き
  5. 水洗い洗車
  6. 脱脂・シリコンオフ

以上の工程で作業を進めます。

下地処理の手順を動画で解説

下地処理のやり方とポイントを抑える

  • ステップ1
    カーシャンプー(洗車)
    洗車で使うもの
    • マイクロファイバークロス
    • カーシャンプー

    まずはごく普通の洗車を行います。この洗車の作業でやることは、

    1. 泥汚れを落とす
    2. 油汚れを落とす
    3. 水垢を落とす

    以上の3つです。

    この洗車の作業で気合いを入れすぎると、ボディを必要以上にゴシゴシ擦ってしまい洗車傷がついてしまいます。それを防ぐために、洗車はスポンジを使わずに「洗車用マイクロファイバークロス」を使って洗うようにすると、洗車傷が付きにくく、優しくボディを洗車することができます。

  • ステップ2
    イオンデポジット除去
    イオンデポジット除去で使うもの
    • イオンデポジット除去剤
    • コットン(なければティッシュでOK)

    イオンデポジットとは、ボディに残った水分が蒸発する際に、水分に含まれる不純物が残ってボディに付着することを言います。イオンデポジットはボディに白く残ってしまうのでくすみの原因になります。

    また、イオンデポジットを残してガラスコーティングを施工してしまうと、イオンデポジットの上からガラス皮膜が硬化することになるので、一度ガラスコーティングを施工した車はイオンデポジットを取り除くのは至難の技です。

    DIYレベルでボディに付着したイオンデポジットを全て取り除くのは不可能に近いので、気になる箇所だけでもできる限り除去しておきましょう。

  • ステップ3
    鉄粉除去
    鉄粉除去で使うもの
    • 鉄粉除去ねんど

    洗車で汚れを落として表面が綺麗に見えても、ボディには鉄粉やタール汚れが付着しています。このような目には見えないけれど付着している汚れを「鉄粉除去ねんど」を使って綺麗にしていきます。

     

  • ステップ4
    磨き
    磨き作業で使うもの
    • コンパウンド(細目・超細目)
    • スポンジ
    • マイクロファイバークロス

    ※ピカピカレインのコンパウンドには、スポンジとマイクロファイバークロスは付属しています

    ここでいよいよ、下地処理の肝となる「磨き」作業に入ります。この磨き作業ではボディの細かい凹凸を平らにすることを目的とします。

    車のボディは塗装面の上に「クリア層」と呼ばれる層がありますが、この層をコンパウンドを使って平らにしていきます。この磨き作業をすることによってボディに傷が付くと言われることもあり、磨き作業を行わないコーティング店もありますが、それは単に技術力がないだけです。

    磨きの作業に慣れている方は、ダブルアクションなどのポリッシャーを使って磨きを行うと非常に手間が軽減されますが、磨きに慣れていない方は、スポンジで手作業で行いようにしましょう。

    ピカピカレインのコンパウンドにはスポンジが付属されていますので、それを使用すれば問題ありません。

  • ステップ5
    水洗い洗車

    ここまで、

    • カーシャンプー
    • 鉄粉除去
    • イオンデポジット除去
    • 磨き(コンパウンド)

    を行なってきましたが、これらの作業をするにあたり、様々な液剤や洗剤を使っているので、それらの残留物を一度水洗いで落とします。何も難しいことを考えずに、水のみを使って洗車をするだけです。

     

  • ステップ6
    脱脂・シリコンオフ
    脱脂・シリコンオフで使うもの
    • 脱脂剤
    • マイクロファイバークロス

    脱脂・シリコンオフの工程を行う目的は、ステップ5の水洗いと同じでボディの表面に付着した残留物を取り除く目的があります。

    カーシャンプーやコンパウンドの中には油分が含まれますが、それらは水洗いでは落としきれません。そこで脱脂剤を使って油分まで取り除いて、下地処理の完了になります。

    脱脂の作業は簡単で、マイクロファイバークロスに脱脂剤を吹きかけて、ボディを吹き上げるだけです。

    ※脱脂作業を行なったあとは、水洗い洗車はしなくて良いです。

下地処理が終わったら、次はいよいよガラスコーティングの施工になります。

ピカピカレインの施工方法の解説ページへ>>

コーティングを楽しむことが一番大切!

以上、ここまでが下地処理の作業工程になります。作業に慣れていない方はこの下地処理の作業だけでも半日くらいかかってしまうかもしれません。

そして、下地処理は困ったことに、一つ綺麗にしたらまた一つ汚れが目立ってしまい、ある意味でキリがない作業になります。そのため、どこまで追い込んで、どこで妥協するかによって作業時間も変わってくるでしょう。

ただし、DIYなので「コーティングを楽しむこと」が第一です。

作業が辛くなって途中で投げ出すよりも、ほどほどに綺麗にしてコーティングを楽しむ方が大切だと思います。

ピカピカレインの優秀なところは、素人が施工することを考えて開発されている商品ですので、ほどほどのクオリティでもコーティングの効果を発揮させることができます。

実際に僕たちが施工したヴィッツの動画をご覧いただければわかると思いますが、十分なほどツヤと輝きが出ています。

ぜひ、あなたも気負いせずに「DIYコーティングを楽しむ」という気持ちでトライしてみてください!

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