ピカピカレインは「3年間ノーワックス」でツヤと輝きを維持することができると公表していますが、「ノーメンテナンス」で維持できるというわけではありません。
ピカピカレインの施工説明書にも記載されているように、定期的なメンテナンスが必要です。定期的なメンテナンスを行なっていれば、3年間ノーワックスでも輝きを維持することができます。
メンテナンスと聞くと、面倒な作業をしなければならないと思う方もいるかもしれませんが、特別難しい作業はありません。
基本メンテナンスは、「洗車用マイクロファイバークロス1枚」と、「水」だけあればメンテナンスができます。それ以上の丁寧なメンテナンスを行う場合は、ピカピカレインで販売されているメンテナンス用の液剤「ナノピカピカレイン」を使ってメンテナンスを行います。
今回は、ツヤと輝きを維持するための基本メンテナンスのやり方と、よりツヤと輝きを持たせるための一歩上のメンテナンスのやり方について解説します。
どんなガラスコーティングでも定期的なメンテナンスは必要ですが、なぜガラスコーティングのメンテナンスが必要か?についても解説します。メカニズムを理解していただき、メンテナンスの参考にしてください!
目次
ピカピカレイン施工後に定期なメンテナンスが必要な理由
ピカピカレインは定期的なメンテナンスを行わなければ、ツヤと輝きを維持することはできません。「3年間ノーワックス」のツヤと輝きを維持するためのメンテナンスが必要不可欠なのです。
ピカピカレインを施工して、しばらくはツヤに見とれてしまうかもしれませんが、1ヶ月~3ヶ月程度時間が経つと、そのツヤがなくなり、滑水力がなくなってしまい、「ピカピカレインが剥がれたのではないか?」と思われるかもしれません。
実際に、数ヶ月経つとツヤと水の弾きがなくなっているというレビューも見かけます。
しかし、そのような性能の劣化は、ピカピカレインが剥がれ落ちたわけではなく、ガラス皮膜の上に走行中に付着した泥汚れや油分によって、ツヤがなくなったように見えてしまうことが原因です。
また、水の弾きが失われる理由についても同様で、ガラス皮膜の上に付着した泥汚れや油分によって、ガラス皮膜の効果が落ちてしまっていることが原因です。
つまり、日常の走行で付着した汚れや油分を落とすために、定期的なメンテナンスを行う必要があるのです。
すでにピカピカレインを施工した方は、定期的なメンテナンスを行うよう心がけていただき、これからピカピカレインを購入する方は、施工後もメンテナンスが必要だと行くことを念頭に置き、購入していただくと良いでしょう。
ピカピカレイン施工後のメンテナンスのやり方
当サイトでは、ピカピカレイン施工後に行うメンテナンス方法として、以下の2つのやり方を推奨しています。
- 水とマイクロファイバークロスのみの基本メンテナンス
- ナノピカピカレインを使用した定期メンテナンス
①基本メンテナンスは最低限のコーティングを維持するためのメンテナンスで、②定期メンテナンスはさらなるツヤと滑水力を求めている方向けのメンテナンスです。
まずは基本メンテナンスを行い、それでも物足りない方は定期メンテナンスを検討していただくと良いでしょう。
①基本メンテナンスのやり方
基本メンテナンスで用意するものは、
- 水
- バケツ
- マイクロファイバークロス
のみです。
マイクロファイバークロスは洗車用のものを用意して下さい。ピカピカレインに付属していたマイクロファイバークロスは絶対に使用しないで下さい。一度コーティング剤が付着したクロスは、繊維の中でコーティングが硬化してしまうので、硬化したクロスでボディを拭くと傷がついてしまいます。
今後、メンテナンスは定期的に行うことになるので、マイクロファイバークロスは多めに用意しておくと良いでしょう。
基本メンテナンス手順
②定期メンテナンスのやり方
定期メンテナンスはよりツヤと輝き、滑水力を高めるために行うメンテナンスなので、基本メンテナンスよりも丁寧に行います。ただ、丁寧にと言っても作業は難しくありませんので、安心して下さい。
用意するものは、
- 水
- バケツ
- マイクロファイバークロス×2枚
- カーシャンプー(中性洗剤)
- ナノピカピカレイン
マイクロファイバークロスが2枚必要な理由は、洗車用に使うものと、ナノピカピカレインを塗布するために使用するものが必要だからです。
カーシャンプーは量販店で市販されているもので差し支えありませんが、ピカピカレイン公式でも販売されているので、クロスやナノピカピカレインと一緒に購入していただいても良いでしょう。
定期メンテナンスの手順
施工後メンテナンスに関するよくある質問
Q.メンテナンス頻度はどのくらいですか?
メンテナンスの頻度は「月に1回程度」が望ましいです。
ただし、カーライフによって車の使用頻度も異なりますし、車の保管状況によっても車の状態が変化するので、一概には言えません。
例えば、車は毎日使用せず、保管も屋内の駐車場であれば、雨にも遭わず、太陽の紫外線にも触れにくいので、メンテナンス頻度は少なくてもガラス皮膜を維持できるかもしれません。
しかし、車を毎日通勤で使用し、駐車場は外で雨に遭ってしまう場合、外部要因は決して良いとは言えませんので、メンテナンス頻度は多くなります。最低限月に1回はメンテナンスを行いたいところです。
その他、高速を走る場合や、工業地帯を走る場合など、汚れが付着しやすい環境を走る頻度が高い方は、メンテナンス頻度も多い方が良いでしょう。
Q.洗車機は使えますか?
ピカピカレインのガラスコーティングでは洗車機は使えません。洗車機に入れると傷がついてしまうので、洗車は基本的に手洗い洗車になります。
ガラス系コーティングやガラスコーティングで洗車機を使えるものは基本的にありません。洗車傷が目立ってしまうので注意しましょう。
ただ、高額なガラスコーティングにはなりますが、洗車機に入れても問題ないガラスコーティングもあるので、気になる方は特徴をチェックしてみてください。